約4ヶ月遅れでついにGAZOO Racing 86/BRZ Raceが開幕しました!

こんな状況でもレースが出来ることが本当に嬉しいし、僕にレースをさせてくれる全ての方々に感謝したいです!

なお、、、、、、、、

霧、、、、、、、、フォーグフォグフォグフォグフォグフォグ!

というわけでSUGOはなかなかの濃霧で7/25(土)は予選を中止するカテゴリーもあったほど、、、。
手塚が参戦するプロフェッショナルシリーズ(プロクラス)は予定よりは遅れたものの、無事に予選を行うことができました。

予選はコース上は若干濡れている箇所がありますが、ほぼ完全ドライの路面。
15分間の予選で、霧が濃くなって赤旗で予選が終わるのを避けたいチームは予選スタートと同時に出走、その前半組が路面を乾かして走りやすい路面ができるのを待つ後半出走組の2つに分かれました。

僕は前半に出走する方をチョイスしました。これが人生最大級の過ちで、なんとアタックラップ中にクラッシュ車両がいたため赤旗中断。

しかも

ゴールライン残り50mを切ったところで、、、、、

これにより手塚のタイムは採択されず、ニュータイヤの最もグリップする周を無駄にしてしまいました。予選再開後にもう1度アタックしましたが、全くタイムが伸びず21位 (正式では22位)。

再アタックでなんでタイムが落ちてるのー?って思う方もいると思います。
僕も今年初めて使ったので驚きましたが、僕がサポートを受けているブリヂストン様のRE-07Dは計測1周目が魔法のようなグリップをもたらしてくれます。他のドライバーもそこを狙ってタイムを出しに行くのですが、2周目以降は魔法が解けてしまいます。(それでもスポーツラジアルの最高峰のグリップがあります、すごい)

計測1周するためにはアウトラップ→計測→インラップの計3周走る必要があります。赤旗中断が終わって再アタックした場合、また3周走って合計6周タイヤを使ってしまったことになります。大きなディスアドバンテージが生まれてしまいました。

気を取り直して決勝ヒート1。今回はコースが短いので2レース制になっています。

スタートは混乱こそなかったものの、自分がいたポジションの問題で後一歩でクラッシュの危機になりそうな事態もちらほら、、、。

その後はレースペースも良かったのですが、(各車の条件は違うが7番タイム)そもそもオーバーテイクが難しいSUGOではスタートの混乱でジャンプアップする以外は接触覚悟で抜きに行く必要があります。

いきなり開幕から車を壊すわけには行かず、また、そうまでして順位を上げても10位以下でのフィニッシュは避けららないので自分の評価が上がらないし、アイツはぶつけてくるヤツだ!って思われるのも嫌なので、悔しいですが今回は大人しく走りました。結果はP22→P19

7/26(日)ヒート2

気を取り直して日曜日のレース2!!

はい、昨日より濃霧です、、、、、。

PCCJとTCRJは決勝を中止、86/BRZ RaceクラブマンオープンクラスはSC先導を3周走って赤旗中止という状況!

午後になっても霧は晴れませんでしたが、15時を過ぎたところでようやく決勝を行う連絡が来ました(6時間待った笑)。

ここで悩んだのはコースのコンディションが霧で全くわからない事と、天気予報では雨が降ってきそうな時間帯だったこと。

そのため、ウェットコンディションになっても良いように雨用のエア圧でコースインした所、コース上が完全にドライ路面だったのでグリッドについた時にマシン作業時間を利用してドライ用のエア圧に変える事にしました。

SGTやS耐のような耐久レースを除く国内の大抵のレースでは、
10分前:マシンがグリッドに到着。
5分前:マシンに対する作業禁止&スタッフ以外退去(ここまで作業OK)
3分前:スタッフ全員退去
1分前:Start your engines!

という流れなのですが、今回は時間の巻きが入ってしまい、本来5分ほどある作業時間がなんと1分に!!!!!インフォメーションしてくれ〜!!!

これのおかげでリアはほとんどエア圧を落とせずドライでレースをすることに!周回を減算され、10周のレースのうち6周をセーフティカーで消化し4周のみの超スプリントレースになりました。

先述の通り、リアだけウェット用のエア圧になっている手塚のマシンはトラクションとリアグリップが大きく失われてフラフラ状態、、、。防戦一方のままレースが終わってしまいました。

今回は4ヶ月ぶりのレースと3年ぶりの86/BRZ Raceに復帰と言うことで、かなり気合を入れて臨みましたが、残念ながら自分が思っていた結果にはなりませんでした。

予選は不運としか言いようがなく、誰も責めることが出来ませんのでこれもレースと受け入れて自分の糧にしようと思います。

 次戦は8/29の大分県にあるオートポリスです。COVID-19や水害で大きな被害を受けている九州ですが、無事に開催されることを祈りつつ、手塚の実力が発揮できるよう全力で臨みたいと思います!!!