だいぶ遅くなってしまいましたが、8/30に行われたTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2020 Rd.6 九州オートポリス戦のご報告です!

このワンメイクレース自体は2013~2017年の間に参戦していましたが、予算の都合で大分県にあるオートポリスはキャンセルしていたのでした。

スーパー耐久では出場すれば必ず優勝していたので僕は非常に大好きなサーキットです!なので今回出ることができるのは非常に嬉しく思っています。

Photo : Shinya Hattori

まずはこちら。手塚を長年ご支援くださり、また、今シーズンのライバルチームでもあるカバナ(Tx2)様からオリジナルマスクを頂きました!

こちらは非売品ではあるものの、実際に販売されているモデルと同じく50回洗濯ができるハイエンドなモデルで、どちらも縫製メーカーだからこそ出来る高品質なマスクになっていると思います。

見た目も非常にオシャレで普段から愛用しています。

Photo:Shinya Hattori

また、CG ROBOT Racing Teamは全国のスバルディーラーから募集を募り、毎戦4名の出張メカニックを派遣して頂いています。

 今回は南九州スバル、熊本スバル、山口スバル、東京スバルから来て頂きました。

今回は1日のみの参加になってしまいましたが、普段の業務では得られない貴重な体験をして頂けたかと思います。

皆さん本当にありがとうございました!

Photo:Shinya Hattori

<予選> 8/30(日)

タイム2:13:094 10位

 今回のレースウィークは木曜の走り出しから調子が良く、得意なオートポリスに自分の走り方がマッチしていたのかマシンセットにもあまり苦労せず全体的に良いフィーリングで走ることが出来ました。

 サーキット入りする前から前回のSUGOの雪辱を晴らすべくかなり気合を入れて準備をしてきた甲斐もあり、ランプラン(各走行時間に何をするか決めてあるスケジュールのようなもの、Run Plan)通りにテストができたという点も大きかったと思います。

 その甲斐もあり、予選では少々ミスがありましたがクリアラップで予選アタックをすることができ、BRZ勢最上位の10位になることが出来ました。

Photo:Shinya Hattori

<決勝 ヒート> 8/30(日)

10位→22位

 スタートで少しミスをしてしまい1台に抜かれてしまいましたが、その後ペースが上がらない車両を抜くのに手間取りながらもオーバーテイクし10位にポジションを戻します。マシン自体は非常にペースが良かったので遅れた分を取り戻すべく前を目指しました。

 そして6LAP目に体験した事のない雨量のゲリラ雷雨がコースを襲い、3コーナーでブレーキングをした瞬間に4輪のABSがフル稼働してしまい制御を失ってコースオフ、クラッシュパッドまで行ってしまいました。

 なんとか自走してピットまで戻り、レースは赤旗で終了。取れたはずのポイントを取りこぼしてしまいました。

Photo:Shinya Hattori

<総評>

 この86/BRZ Raceに対して並々ならぬ力を注ぎ、準備に準備を重ねてきました。それが功を奏し木金曜日のテストを効率よく進めることができ、そして予選でもプロクラスにステップアップして初めてトップ10に入ることが出来ました!

しかし決勝では予選アタック中にミスで失った約0.15秒により決勝ペースの上がらないマシンに前のグリッドからのスタートを許してしまい、決勝中に苦戦を強いられる要因となってしまいました。決勝でレースをするためにはいかに予選で1台でも前に出られるかが重要なのかを思い知らされました。

 今回の結果は自身が目指したものとは大きくかけ離れたものでレースウィーク中ずっと調子が良かった事もあり、決勝後はかなりの悔しさと喪失感でした。

 ですが今回の経験と皆様から頂いた貴重なアドバイスを糧とし、次戦に向けて精進していく所存です。

 次戦は9/27の北海道にある十勝スピードウェイです!3年ぶりの北の大地!!

手塚は2017年にここでBRZ後期型にて初優勝を飾り、かなり良い印象のサーキットです!

ここでは2レース開催とのことなので多くの経験を積んでいきたいと思います。

今後も手塚祐弥の応援をよろしくお願いいたします。

Photo:Shinya Hattori