2020体制発表その1

さて、ありがたいことに今シーズンのスケジュールが固まってきており、昨年以上に多忙な1年になりそうです。

という訳で今シーズンの体制発表をひとつしたいと思います!

TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race
プロフェッショナルシリーズ!!!

3年ぶりに86/BRZレースに復帰します!

チームはCG ROBOT RACING TEAM

今シーズンのカラーリング

株式会社スバル様から支援を受けた株式会社PROVA様が運営するBRZ勢のトップチームになります!

このワンメイクレースから丸2年離れていた僕にお声をかけていただき、帰ってこれた事に非常に興奮しており、またスバルの看板を背負ったチームに所属できた事に誇りとプレッシャーを感じています。

このチームの内容などは先日発売されたCG(カーグラフィック)4月号をご覧ください!

手塚祐弥は2013年に栃木スバル様から支援を受けてこの86/BRZ Raceで四輪レースデビューを果たしました。

その後、2017年までの5年間クラブマンシリーズをスバルBRZで戦ってきました。16年17年に1回ずつ優勝し、これはスバルディーラーチームでは唯一の優勝になりました。

2016年にはシリーズ2位まで行き、僕が乗っていた「栃木スバルOTモチュールBRZ」はなんとトイザらスのトミカにもなりました!

僕にとってBRZとはハコ車レースでの大事なものを全て教えてくれた先生のような存在です。

<<<What’s a 86/BRZ Race ?????>>>

TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceとは、2012年から販売されているトヨタ86とスバルBRZという兄弟車を使用してスプリントレースを行うシリーズです。

スプリントレース:複数人で交代しながら長距離長時間戦う耐久レースに対し
         て、10周前後でピット戦略を行わないレースの事。
         超簡単に言うとマリオカート。

このレースは
・プロフェッショナルシリーズ
・クラブマンシリーズ エキスパートクラス
・クラブマンシリーズ オープンクラス
の3つのクラスに分かれており、上に行くにつれてドライバーやチームのレベルが高くなっていくイメージになります。(もちろんクラスを掛け持ちしているチームもたくさんあります。)

このレースの大きな特徴は、ディーラーからこのレース用にロールケージなどのプチ改造された車を購入し、必要最低限の改造を施してナンバー付き車両のままレースが行える点になります。スバルBRZで言うならRA Racingが該当します。

SUBARU BRZ RA Racing 後期型

納車後に改造可能な箇所(レースに出る場合)

・機械式デフの装備
・運転席と助手席をバケットシートにする
・5点or6点ハーネスを装備する(TAKATA勢が純正でついてくる)
・水温、油温などのメーターを増設する
・ホイールの選択(サイズは決まっているがメーカーは自由)
・ブレーキパッド(メーカー自由)
・TRD or STI 指定車高調キット装着
・強化ブシュ装備
・タワーバーの装備
・エンジン、ミッション、デフ用オイルの自由。

などが挙げられます。レース後には公道走行チェックがあるので、レース車両をそのまま自走させて帰ることも可能です。つまり、週末にレース車両でサーキットに行き、レースを行ってそのクルマで帰宅することが出来るというわけです。

サンデーレーサーな方から僕のようにレースの登竜門とする方まで多くのドライバーを受け入れてくれるのが86/BRZ Raceですが、僕が今シーズン参戦するプロフェッショナルシリーズはエントリーリストをご覧になるとお分かりかもしれませんが、日本のトップドライバーが多く集まる超超ハードモードなカテゴリーなんです。

3年ぶりの浦島太郎になっている僕はいち早くプロフェッショナルシリーズ用のタイヤと新車の感触に慣れて、結果を残していくことを目指していきたいと思います。

スバルBRZを駆る手塚祐弥の走りにぜひご期待ください!!!